韓国BLドラマを語るうえで欠かせない存在――それがパク・ソハム(박서함)さんです。
彼は、2022年の大ヒットドラマ『Semantic Error(シマンティックエラー)』で主演を務め、韓国国内だけでなく日本やアジア全体に“韓国BLブーム”を広げた立役者のひとりとして知られています。

Source: Arena Korea
プロフィール
本名:パク・ギョンボク(박경복)
生年月日:1993年10月28日
出身地:韓国・京畿道始興市(Siheung)
身長:約193cm
血液型:B型
所属:Npio Entertainment
デビュー:2016年(KNKとして)
高身長でモデルのようなスタイル、端正な顔立ち、そして穏やかで落ち着いた声。彼は「外見だけでなく内面から滲み出る優しさ」を持つ俳優としても評価されています。
アイドル時代と俳優転身
パク・ソハムさんは、もともとBigHit Entertainment(現HYBE)で練習生として活動していました。BTSのRMさんと同時期にトレーニーとして在籍していたことも知られており、音楽的な才能にも恵まれています。
その後、男性アイドルグループ「KNK(クナクン)」のメンバーとして2016年にデビュー。グループではラッパー兼リーダーを務め、端正なビジュアルと安定感あるパフォーマンスで人気を集めました。
しかし、表現の幅を広げたいという思いから俳優への転身を決意。2021年にKNKを脱退し、演技の道に進みます。
『Semantic Error』での転機
2022年、韓国BLドラマ『Semantic Error』で主演チャン・ジェヨン役を演じたことで、彼の俳優としての評価は一変します。
物語は、真面目で内向的なプログラミング専攻の男子学生チュ・サンウと、自由奔放なデザイン学科の先輩チャン・ジェヨンの関係を描いた青春BL作品。
パク・ソハムさんは、カリスマ性と温かさを兼ね備えた“完璧な年上男子”として世界中のBLファンの心をつかみました。
共演した俳優チュ・チャンウクさん(※同名異俳優)との息の合った演技はSNSを中心に拡散され、韓国BLの新時代を切り開いたとまで言われました。
作品はTVINGで配信され、のちに映画版『Semantic Error: The Movie』として再編集・上映されるなど、韓国BL史上まれに見る成功例となりました。
演技スタイルと人柄
パク・ソハムさんの演技の特徴は、セリフよりも“間”や“視線”で感情を伝える点にあります。大げさな表情を使わず、静かな感情の流れで相手役との関係性を丁寧に描くタイプであり、これが多くの視聴者に“リアルな恋愛”を感じさせました。
また、現場での穏やかで礼儀正しい態度でも知られており、共演者やスタッフからの信頼も厚い人物です。ファンミーティングでは恥ずかしがり屋ながらも誠実な受け答えを見せ、「真面目で誠実」という言葉が彼を象徴する形容となっています。
兵役と復帰
2022年3月10日、社会服務要員として兵役に入り、2023年12月9日に除隊しました。
兵役期間中も「除隊後に再び俳優として戻ってくる」とコメントを残しており、ファンは彼の復帰を待ち続けました。
除隊後にはファッション誌での撮影やイベント出演を再開し、次回作への出演オファーも報じられています。

Source: Npio Entertainment / Soulem Entertainment
今後の展望
除隊後の活動では、BLにとどまらず、恋愛・ヒューマンドラマ・サスペンスなど、より幅広いジャンルへの挑戦が期待されています。
特に、彼の演技力は「心の奥を静かに揺さぶるタイプ」と評されており、今後は大衆ドラマでも活躍する可能性が高いでしょう。
また、ファッションブランドの広告モデルとしても活動を拡大中で、韓国国内外のファッション誌に多数登場しています。
主な出演作品
・Semantic Error(2022/TVING) – チャン・ジェヨン役
・Semantic Error: The Movie(2022) – 同役
・The Ultimate Watchlist(2020/Web Drama)
・You Make Me Dance(特別出演)
まとめ
パク・ソハムさんは、アイドルとしてのキャリアを経て俳優としての新しい道を切り拓いた、努力と変化の象徴ともいえる存在です。
彼が見せる演技の深さと誠実さは、BLというジャンルを超え、俳優としての真価を証明しています。
これからの韓国BL界、そして韓国ドラマ界を支えるキーパーソンとして、今後の活動から目が離せません。
